トラブル続出の選手村&ホテル 巨額運営費は汚職や賄賂へ?

2014年02月12日 05:30

五輪

 ソチ五輪施設のエレベーターをめぐっては、8日、英国のボブスレー女子代表レベッカ・ウイルソンが、あわや大惨事という経験をしている。
 ウイルソンのツイッターによると、エレベーターのドアが開いて乗り込もうとしたところ、目の前には何本ものワイヤが垂れ下がっていた。「エレベーターは普通、乗り込む箱があるものだけど…。これでは暗闇に真っ逆さまね」とつぶやいた。詳細な記述はなかったが、こちらも選手村のエレベーターとみられる。

 ソチ五輪は、夏冬合わせ五輪史上最高額の5兆円が施設建設・運営などにかけられたと言われている。ただ、選手村では枕の数が足りず、運営スタッフやボランティアの枕を急きょ“徴収”。報道陣や観客が使用している市内の宿泊施設では、水道からウーロン茶のような色の水が出たり、天井の照明のカバーが突然落下したりとトラブルが続々と発覚。巨額の運営費にもかかわらず各種施設で不備が目立つことに、「金は汚職や賄賂に使われたのでは」の声も上がっている。

 選手村は大会後、分譲マンションとして販売される予定だが、不備が改善されなければ売り上げに響くことも考えられる。

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