五輪パーク内でカメラ落下 観客7人が負傷、バスケ会場近く
2016年08月16日 06:02
五輪
カメラは五輪放送サービス(OBS)の機材。OBSによると、事故当時カメラは故障しており、メンテナンスチームが現場で調査中だった。地上から10メートルの高さに、2本のケーブルによって吊り下げられており、1本ずつでもカメラ本体を支えることができる強度があったという。だが、カメラの修理作業を始めて数分後に2本のケーブルが同時に切れ、落下。
リオ五輪の組織委員会と国家安全保障局の隊員が現場にかけつけ、負傷者の手当を開始したという。医療チームは、7人の軽傷者を救護した。
現地紙「グローボ」電子版によると、現場に居合わせた英国の体操代表の監督クリス・アダムス氏は「皆が驚いて叫んでいた。医療チームはすぐにかけつけ処置を始めた。カメラはケーブルが切れた音がして落ちてきた」と事故当時の状況を語った。