なでしこジャパン池田太監督 新春インタビュー「感動を届けられるような1年に」

2024年01月01日 05:00

サッカー

なでしこジャパン池田太監督 新春インタビュー「感動を届けられるような1年に」
インタビューに応じる、サッカー女子日本代表の池田太監督 Photo By スポニチ
 女子サッカーのパリ五輪最終予選は2月24、28日に北朝鮮代表とホーム&アウェー方式で対戦し、パリ五輪切符を争う。五輪イヤーに突入するなでしこジャパンの池田太監督(53)が新年のインタビューに応じ「五輪は注目度も高い。出場権を勝ち取って女子サッカー、なでしこの素晴らしさを伝えたい」と抱負を語った。
 昨年の女子W杯オーストラリア・ニュー次ランド大会ではベスト8に進出。4強には届かなかったが、1次リーグでは大会を制したスペインに4―0で圧勝するなど、実力を見せ付けた。ただ、「技術的にも速さ、強さを含めて選手の成長も必要だと感じた」と五輪イヤーへの課題もつかんでいた。

 他競技の日本代表が五輪を目指して戦う姿にも刺激を受けた。23年はバスケットボール、バレーボールがパリへの切符を争った。特に激しい戦いを演じたバスケットボールには一喜一憂したといい「戦いの中の流れとか見ていると、スポーツのすごさを感じた」と話した。

 五輪での金メダルに向け「なでしこはつながっていく。日本女子サッカー発展のためにも一つ一つの戦いで感動を届けられるような1年にしたい」と先を見据えていた。

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