J1新潟・堀米主将と新潟レディース・川澄主将の新春対談(上) ともにタイトルを

2024年01月01日 04:20

サッカー

J1新潟・堀米主将と新潟レディース・川澄主将の新春対談(上) ともにタイトルを
タイトル奪取を誓った堀米主将(左)と川澄主将 Photo By スポニチ
 2024年。サッカーのアルビレックス新潟は、昇り竜のごとく飛躍を狙う。男子は昨季のJ1リーグ10位と足掛かりをつかみ、女子はWEリーグで現在、3位と好調を持続している。スポニチ新潟版では、国内トップリーグで奮闘する両チームで主将を務めるDF堀米悠斗(29)、MF川澄奈穂美(38)による新春対談を行った。ともにタイトルを目指す2人の思いを2回にわたって連載する。
――ともにJ1とWEリーグというトップカテゴリーに所属し、聖籠町を拠点にしている両チームですが、交流はありますか。
 堀米 これが初対面。でもいつも練習場で“あの川澄さんだ”って思って見ていました。“雰囲気ある”みたいな。あと島田選手がWEリーグの理事でもあるし、聖愛(田中達也コーチの長女)がいるから。試合も毎年1試合は見に行くようにしているし、DAZNでも見ています。
 川澄 うれしいです。
 堀米 川澄さんが加入してから、チームはぐっと勢いに乗って、見ていて楽しいサッカーになったと思います。
 川澄 私も男子を見に現地に行きたかったけど、なかなか日程が合わなくて。それが昨年一番の心残り。やっぱりね、一緒の練習場でやれるのは女子も凄く刺激になりますし、成績ももちろん気にしていました。試合のある日は私たちも結果について話したりします。
 堀米 クラブハウスは分かれていますけど同じ敷地内で、同じ名前で戦うチームとしては、お互いが刺激し合って、いい結果に結びつけばと思っているし、最近は戦い方が男子のようになっている。
 川澄 トップチームみたいな戦い方しているな、というコメントも多い。女子は全体的にボールを大事にするスタイルが多いけど、中盤につなげる選手もいるし、縦に速い選手もいて、そこはだんだん表現できるようになってきたと思っています。

 ――2人とも主将としてチームを引っ張る大変さとかありますか?
 川澄 何も大変じゃないです。私が何かちょっと感じたりとか、これは言った方がいいかなって思うことは、監督が大体先に言うので、じゃ言うことないみたいな感じですかね。本当、私することない。あ、コイントスは今のところ全部勝ってるんですよね。強いです。だからそれだけかな。
 堀米 凄い。で、どっちを選ぶ?
 川澄 いつも、大体GKに聞いて。日差しとか風とかピッチコンディションとか。コイントスの全勝記録は守っていきたいと思って。
 堀米 僕も勝率はいいと思う。もうレフェリーには一番、顔見てあいさつしますから(笑い)。笑顔であいさつ。世間話してから試合に入る。
 川澄 それ大事(笑い)。12人目の選手みたいな感じですからね。もう味方にしないと。

 ――今年の大きな夢を語ってください。
 川澄 レディースは私が入団会見の時に“新潟にタイトルを”って言っちゃったので、それを実現させて(冬でも練習できる)ドーム造りの追い風にしたい。14日から皇后杯の準々決勝もあるので。
 堀米 僕たちも昨年の天皇杯(準々決勝)で川崎Fに勝っていれば…。でも昨年初めて、もしかしていけるのかなっていう手応えをつかんだシーズンだったので、今年はそこにチャレンジしたいですし、どっちが先にタイトル獲るかっていう土俵に乗れたんじゃないかと。僕たちが先にっていう気持ちで頑張りたい。

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