細谷「爪痕残す」1トップ先発 パリ五輪代表もA代表も「行くつもり」 1日国立でVSタイ

2024年01月01日 04:45

サッカー

細谷「爪痕残す」1トップ先発 パリ五輪代表もA代表も「行くつもり」 1日国立でVSタイ
練習に汗を流す細谷(左)=撮影・西海健太郎 Photo By スポニチ
 日本代表は1日、国立競技場でタイ代表との国際親善試合に臨む。A代表とパリ五輪代表の「二刀流」を目指すFW細谷真大(22=柏)は森保一監督(55)から1トップでの先発起用を明言された。日本代表戦の元日開催は史上初。24年の森保ジャパン第1号を満員の聖地で決め、絶対的なエース候補に名乗りを上げる。
 パリ五輪代表のストライカーから、A代表のエースへ。細谷は24年を大きく飛躍を遂げる一年にするつもりだ。前日会見で森保監督から先発起用を明言され、元日に“サッカーの聖地”国立競技場に集まった満員の観客に夢を見せる。

 「天皇杯決勝から(日程は)空いたが、うまく調整できた。タイ戦は自分のこの先にも大きく関わってくる。爪痕を残せるような活躍をしたい」

 トップ下でのスタメン濃厚なMF伊藤涼とは初タッグだが、心配はない。ミーティングでは個々のプレー映像を確認し「練習でもポジションの近い選手とコミュニケーションを取っていて、ゲームを重ねるたびに自分のプレーを出せている」と表情は明るい。

 A代表とパリ五輪。「どちらの代表にも行くつもりでいる」という血気盛んな点取り屋は23年最後の代表戦だったW杯アジア2次予選シリア戦で初ゴールを決めた。タイ戦での活躍は12日開幕のアジア杯(カタール)にもつながる。細谷にとって勝負の一年が幕を開ける。(古田土 恵介)

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