サッカー日本代表・森保一監督 新春インタビュー「結果を出せる1年にしたい」

2024年01月01日 05:00

サッカー

サッカー日本代表・森保一監督 新春インタビュー「結果を出せる1年にしたい」
サッカー日本代表・森保一監督 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表の森保一監督(55)が新年のインタビューに応じた。24年は1月のアジア杯カタール大会を皮切りに、26年W杯アジア2次予選、同最終予選と重要な試合が行われる。世界との戦いに向けた意気込みを語った。
 ――24年の抱負は?
 「アジア杯、W杯アジア2次予選、最終予選に突入する。結果を出せる1年にしたいと思う。応援してくれる人に喜んでもらえる1年にしたいというのは変わらないし、みなさんの日常の活力になれば良い」

 ――まずは1月のアジア杯。前回準優勝だった。
 「世界に出る前にアジアの戦いを制していかなければいけない。アジアの大会でトップに立つこと、優勝することは日本サッカーにとっても意義がある。前回は準備が足りなかったところがあった。個々の役割をクリアにして、思い切って戦えるように、より完璧な準備をしないといけない」

 ――今年の振り返りは?
 「これまでをベースに、長いスパンでチーム作りをさせてもらっているというのはすごくメリットがある。ただ、マンネリ化しすぎてはいけないが、もっと若い選手たちが出てくると思うし競争は激しくなると思う。よりポジション争いは熾烈(しれつ)になてきている。年々、最強チームになっていくんじゃないでしょうか」

 ――今年はパリ五輪もある。パリ世代に期待することは。
 「五輪経由のA代表というよりも、A代表で出られる選手たちが五輪にも出場することで勝つ可能性はより高まる。経験できる環境作りはしてあげたいなと思います。高い基準のA代表を経験してもらい、日本サッカーファミリー、日本代表ファミリーとしてつながりをもって強化して行ければと思います」

 ――今年の抱負。漢字1字で表すと?
 「もう「勝」じゃないですか。1試合1試合、全勝したい。全ての試合でチーム戦術や人を試すというのはあるが、全部勝つためにやっている」

 ――元日にタイ戦が行われる。
 「1年の始まりの日なので、今年1年が良いスタートになってもらえるような勝利を感じてもらえればと思います。元日にサッカーをさせていただくのはすごく貴重な機会。代表戦がまた来年もやれるのか分からないですけど、多くの方々にサッカーの魅力を知ってもらえる」

 ―ー森保家の正月は?
 「サッカーを始めてから正月は家族でサッカーをしていたり、マツダ時代は天皇杯決勝を戦う当事者ではない場合は午前中にサッカーして、おせち料理を食べながら天皇杯決勝を見る感じだった。決勝に行ったときは元日からサッカーができる幸せな思いでやらせてもらいましたけど、1回も勝ってないんです。全敗です、全敗なんですよ」

 ――監督自身はどういう1年にしたい?
 「私自身、個の成長です。選手やチームの成長につながるものを柔軟に吸収しながら、フィードバックしていけるかが大切だと思う。自分自身が一番成長しないといけない。選手の成長速度はすごく早い。自分自身の成長が止まったときはチームにおいて行かれる。自分の存在価値もなくなると思うので、そこはやっていきたい」

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