【高校サッカー】神村学園が快勝 U―17日本代表MF名和田は全国初ゴール「初戦で取れて、うれしい」

2024年01月01日 06:00

サッカー

【高校サッカー】神村学園が快勝 U―17日本代表MF名和田は全国初ゴール「初戦で取れて、うれしい」
<神村学園・松本国際>前半、先制ゴールを決めた神村学園・名和田(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校サッカー選手権2回戦   神村学園2ー0松本国際 ( 2023年12月31日    ニッパツ )】 神村学園(鹿児島)はU―17日本代表MF名和田我空(2年)の決勝ゴールなどで2―0と快勝した。
 噂通りの得点力だった。前半8分、U―17日本代表MFの名和田が決めた。左サイドを駆け上がり、J2仙台入りが内定しているFW西丸のクロスを流し込んだ。出場4度目となった全国大会での初ゴールが貴重な先制弾。「(全国での)得点が欲しかったので初戦で取れたのはうれしかった」と満足そうに語った。

 昨年7月のU―17アジア杯で得点王&MVPに輝いた。だがブレークを期待された同11月のU―17W杯では決勝トーナメント1回戦スペイン戦での1得点に終わり、チームも16強で敗退。大会途中からベンチスタートも続き、反骨心を持って今大会を迎えた。「まだこんなもんじゃないということを次の試合でも証明したい」と意気込む。

 弱点だったプレー強度の低さも肉体改造で克服中だ。日本代表では体重を増やすよう注文を受けた。「食べるのはあんまり得意じゃない」と苦笑いするが、筋トレも並行して体重は約3キロ増加。当たり負けない体格も身に付けつつある。

 3回戦では勢いのある神戸弘陵と対戦する。神村のエース番号「14」を背負う名和田は「まだ力を100%出せていない。神村のために、鹿児島のために自分のプレーを表現したい」。屈指のタレント軍団の先頭に立ち、初制覇へ導く覚悟だ。 (河西 崇)

おすすめテーマ

2024年01月01日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });