J1新潟・森 スピードなら負けん “酒井高徳背番”24で世界で羽ばたくSBに

2024年01月25日 04:30

サッカー

J1新潟・森 スピードなら負けん “酒井高徳背番”24で世界で羽ばたくSBに
左サイドを駆け上がる森 Photo By スポニチ
 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプ中のアルビレックス新潟は24日、タピック県総ひやごんスタジアムで2部練習を行った。早大から新加入のDF森璃太(22)は、スピードとスタミナを武器にサイドを駆け上がってゴールを演出しようとアピールを続けている。
 スプリント勝負なら誰にも負けない。キャンプ初日のフィジカル測定で5メートル、20メートル、40メートルのスプリント走で断トツの速さを見せつけた。「5メートルでは0・8秒、20メートルでは2・7秒だったかな。40メートルは測定しなかった。スピードを生かして背後を取る動きが自分の役割だと思っているので、もっと質の高いランニングをしたい」と走力を効果的に生かそうとチャレンジを続ける。

 昨季は特別指定選手として練習参加していたが、初めてのキャンプに「プレースピードや強度が思っていた以上に速くて。速さだけでなくクロスやアシストなどプラスアルファの特長をもっと出していかないと」とゲーム形式の練習後には同じサイドバック(SB)の新井や藤原からアドバイスを受けている。「ボールの持ち方だったり、直人君(新井)と対峙(たいじ)した時どういうランニングすればいいかとか、奏哉君(藤原)も右サイドでどういうふうに相手を外すかとか、自分にないものを吸収できている」と多くの収穫を得ている。

 大学の卒論のテーマは「現代サッカーにおける低酸素トレーニングの有効性」で自らが被験者となって低酸素トレーニングを行い、効果をまとめた。「大学2年から取り組んで、やはり長い距離を走れるようになるし、効果はある」という。

 背番号は「24」。「酒井高徳さん(神戸)が新潟でつけていた番号で、新潟から世界に羽ばたいていった。両SBができるところや上下動できるところも似ていると思った。それと父の誕生日が2月4日なので」とスピードとスタミナを兼ね備えたSBとして飛躍する。

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