アジア杯16強出そろう!“最後の1枠”日本と同組インドネシアが獲得　オマーンは痛恨△で1次L敗退

2024年01月26日 02:05

サッカー

アジア杯16強出そろう!“最後の1枠”日本と同組インドネシアが獲得　オマーンは痛恨△で1次L敗退 — アジア杯1次リーグで日本に敗れるも、満足げな表情を浮かべるDFウォルシュ（左）らインドネシア代表イレブン（ロイター）

　カタールで開催中のサッカー・アジア杯は1次リーグ最終日となる25日に4試合が行われ、F組のオマーン代表（FIFAランク74位）がキルギス代表（同98位）と1―1で引き分け。勝ち点2の同組3位となり、1次リーグ敗退。決勝トーナメント進出“最後の1枠”はD組3位のインドネシア代表（同146位）が獲得した。

　この日はE組の2試合も行われ、バーレーンがヨルダンを下し1位突破。同組2位韓国と3位ヨルダンは試合前に決勝トーナメント進出が決まっていたため、16強進出は残り1枠となった。注目の“3位突破争い”はA組3位中国が敗退決定。E組はヨルダンが3位通過となり、D組3位のインドネシアはF組の結果次第で初の決勝トーナメント進出が決まる状況となった。

　勝てば自力で突破が決まるオマーンは前半8分、FWアルガッサーニが先制ゴール。前半終了間際にはゴールネットを揺らされるもVAR判定によって得点は取り消し。しかし、1点リードのまま迎えた後半35分に痛恨の失点。FWコジョにDFラインの裏をつかれ、飛び出したGKアルムハイニが交わされ無人のゴールへと流し込まれた。

　試合は1―1のまま終了。オマーンは0勝2分け1敗の勝ち点2となり同組3位で1次リーグ敗退決定。16強進出“最後の1枠”は日本と同組だったインドネシアが獲得。同国史上初のアジア杯決勝トーナメント進出を果たした。

＜1次リーグ各組3位の最終順位＞
▽決勝トーナメント進出
1位・E組ヨルダン（勝ち点4）　得失点差3
2位・C組パレスチナ（勝ち点4）　得失点差0
3位・B組シリア（勝ち点4）　得失点差0
4位・D組インドネシア（勝ち点3）　得失点差-3
▽敗退
5位・F組オマーン（勝ち点2）　得失点差-1
6位・A組中国（勝ち点2）　得失点差-1
※パレスチナ（5得点）とシリア（1得点）、オマーン（得点2）と中国（得点0）の順位は総得点の差。

＜アジア杯決勝トーナメント進出決定16チーム＞
日本（17）、イラン（21）、韓国（23）、オーストラリア（25）、サウジアラビア（56）、カタール（58）、イラク（63）、UAE（64）、ウズベキスタン（68）、バーレーン（86）、ヨルダン（87）、シリア（91）、パレスチナ（99）、タジキスタン（106）、タイ（113）、インドネシア（146）
※（）内数字はFIFAランキング