【アジア杯】マレーシア 1次L敗退も「有終の美」飾った!韓国戦での劇的ドローが“世界中”で大反響

2024年01月26日 00:30

サッカー

【アジア杯】マレーシア 1次L敗退も「有終の美」飾った!韓国戦での劇的ドローが“世界中”で大反響
<アジア杯 韓国・マレーシア>韓国と引き分け、笑顔で記念撮影するマレーシア代表イレブンら(AP) Photo By AP
 【アジア杯1次リーグE組   マレーシア3―3韓国 ( 2024年1月25日    カタール・ドーハ )】 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は25日、1次リーグE組の2試合が行われ、マレーシア代表(世界ランク130位)が韓国代表(同23位)と3―3の引き分け。世界ランキングで100位以上も差のある“格上”から勝ち点1を獲得すると、選手もサポーターも大盛り上がり。すでに1次リーグ最下位で敗退が決まっていたが試合後には笑顔で記念撮影する場面もあった。
 07年以来4大会ぶり4度目のアジア杯出場を果たしたマレーシアは、開幕2連敗を喫し、最終節である第3戦の韓国戦を待たずしてE組4で1次リーグ敗退が決定。スポーツソウル(電子版)など複数の韓国メディアからグループ“最弱国”扱いされ、決勝トーナメントに向け主力を温存するべきでは?といった声も上がるほどだった。

 そんなマレーシアだったが、この日は韓国と激しいシーソーゲームを展開。先制され1点を追う後半6分にFWハリムが角度のない所から右足でゴールネットを揺らし同点に追いつくと、10分後にはエリア内でFWアイマンが相手選手に蹴られ、VAR判定によりPKを獲得。これをFWアイマン自らが決め、逆転に成功した。

 その後、韓国の猛攻を耐えていたが後半38分に失点。MFイ・ガンインのフリーキックがクロスバーを直撃し、跳ね返ったボールがGKハズミに当たりゴールイン。再び同点に追いつかれてしまうと、後半アディショナルタイムにはFWソン・フンミンにPKを決められ2―3とリードを許した。それでも選手は諦めずピッチを走り回ると、終了直前に途中投入されたばかりMFモラレスが右足一閃。地をはうような鮮やかなシュートが決まって、イレブンは歓喜。“優勝候補”の一角である韓国から価値ある勝ち点1を獲得した。

 この“快挙”にネット上も大盛り上がり。X(旧ツイッター)では「マレーシア」が世界トレンド1位まで浮上。ネットからは「マレーシア半端ないって」「マレーシア頑張った!ブラボー!!」「最後の粘りにマレーシアの誇りを見ました」「最下位でリーグ戦敗退なのに優勝したような喜び方だった」「マレーシアの気迫に感動」「マレーシア選手の嬉しそうな顔が印象的だった」「試合後の笑顔が素敵。マレーシアは有終の美を飾れたと思う」と“世界中”で大きな反響を呼んでいた。

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