バイデン大統領「アメリカにはこのような暴力は許されない」トランプ氏銃撃にSNSで声明 オバマ氏も

2024年07月14日 09:38

社会

バイデン大統領「アメリカにはこのような暴力は許されない」トランプ氏銃撃にSNSで声明 オバマ氏も
米ホワイトハウスで演説するバイデン大統領(AP) Photo By AP
 ジョー・バイデン米大統領(81)が13日(日本時間14日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日、選挙集会の演説中に負傷したドナルド・トランプ前大統領の回復を祈った。
 バイデン氏は「ペンシルバニア州でのドナルド・トランプ氏の集会での銃撃事件について報告を受けました」と記し「彼が無事で元気だと聞いて嬉しく思います。さらなる情報を待ちながら、彼と彼の家族、そして集会にいたすべての人々のために祈っています」と無事に安堵したとつづった。

 続けて「(妻の)ジルと私は、彼を安全な場所に連れてきてくれたシークレットサービスに感謝しています。アメリカにはこのような暴力は許されません。私たちは国として団結してこれを非難しなければなりません」と銃撃に激しい憤りを表した。

  AP通信などによると、トランプ氏は同日、ペンシルベニア州で選挙集会を開き演説を行っていたが、ステージの左側から大きな発砲音が聞こえ、振り向いたところ耳の近くを打たれたとみられる。

 すぐさま、シークレットサービスがトランプ氏をガード。ステージから安全な場所へ避難させたが、顔の側面から出血が見られたという。集会はそのまま中止となった。

 ただ、同氏陣営の広報担当者は同氏の容態について「大丈夫」とし「医療施設で検査を受けている」と説明した。

 トランプ氏の銃撃を受け、バラク・オバマ元大統領も「民主主義に政治的暴力は絶対に許されません。何が起こったのかまだ正確には分かりませんが、トランプ前大統領が重傷でなかったことに安堵し、この機会を利用して政治における礼儀正しさと敬意を改めて誓うべきです。ミシェルと私は彼の早い回復を祈っています」とXに投稿。

 11月に大統領選が控える中、歴代大統領が続々と民主主義を否定するよう暴力行為に怒りを示している。

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