松山城近くの土砂崩れ 男女3人の死亡確認 付近の道路復旧工事の影響「分からない」
2024年07月14日 04:42
社会
松山市の松山城近くで12日未明に発生した土砂崩れで、市災害対策本部は13日、現場から男女3人が見つかり、いずれも死亡が確認されたと明らかにした。3人は倒壊した住宅に住んでいた90代男性と80代女性の夫婦と、その息子の40代男性。愛媛県は遺族の意向で3人の氏名や年齢は公表しないとしている。
捜索は12日から夜を徹して行われた。13日午後、他に不明者は確認されていないとして、終了した。
現場は国の重要文化財・松山城がある山の斜面の下。城の天守付近の道路では、昨年夏の大雨などで斜面を支える擁壁が傾き、数本の亀裂が発生。市は復旧工事に着手していた。
現場を訪れた中村時広知事は、工事が土砂崩れに影響したかどうかについて「分からない。しっかりとした分析が必要」と述べた。
現場は国の重要文化財・松山城がある山の斜面の下。城の天守付近の道路では、昨年夏の大雨などで斜面を支える擁壁が傾き、数本の亀裂が発生。市は復旧工事に着手していた。
現場を訪れた中村時広知事は、工事が土砂崩れに影響したかどうかについて「分からない。しっかりとした分析が必要」と述べた。
