紀藤正樹弁護士 強制捜査の“自民”堀井氏に「スポーツマンシップは政治家になって忘れたのでしょうか」
2024年07月18日 15:52
社会
![紀藤正樹弁護士 強制捜査の“自民”堀井氏に「スポーツマンシップは政治家になって忘れたのでしょうか」](/entertainment/news/2024/07/12/jpeg/20240712s10041000091000p_view.webp)
堀井氏は同日に離党届を提出し、持ち回りの党紀委員会で離党が了承された。事務所関係者によると、堀井氏は2022年ごろ、自身の選挙区である北海道9区内の複数の有権者に対し、自身の名を記した香典を秘書らに持参させていたという。
紀藤氏は「現役時代の活躍を知っているだけに残念。ルールブックはスポーツでは基本。スポーツマンシップは政治家になって忘れたのでしょうか」とつづった。
堀井氏は、安倍派の裏金事件では、派閥から計2196万円の還流金を受領しながら政治資金収支報告書に記載しておらず、政治資金規正法違反容疑の告発状も地検に出されている。特捜部は裏金事件の捜査の過程で、違法性が疑われる資金の流れを把握したとみられる。
堀井氏は、1994年のリレハンメル冬季五輪スピードスケート男子500メートルの銅メダリスト。北海道議を経て、12年の衆院選で北海道9区から出馬して初当選し、現在4期目。今年6月、裏金事件などの責任を取るとして、次期衆院選に立候補しないと表明したが、議員辞職や離党は否定していた。