宮崎謙介氏が考える衆院選のポイント 裏金候補は罪を忘れず「みそぎの選挙」に

2024年10月24日 05:15

社会

宮崎謙介氏が考える衆院選のポイント 裏金候補は罪を忘れず「みそぎの選挙」に
元衆議院議員の宮崎謙介氏
 【私の一票 元衆議院議員・宮崎謙介氏】
 自民党の派閥裏金事件や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を野党は追及していますが、もっと伝えるべきことがあると思うんです。例えば経済政策をどうするとか、具体的な中身の部分。でも、口だけでなく本当に実行する候補かを見極めることも必要。当選だけして何もせず、のほほんとしてた人に一票投じたくないですよね。有権者の皆さんにはぜひ、実績を基準に投票先を選んでいただきたい。

 それでも気になるのは裏金候補について。既に処分は受けているので、みそぎの選挙になるのではないでしょうか。有権者の審判を経て当選した際には、やってしまったことを反省して、今まで以上に頑張るしかないと思います。

 反省に必要なのは、自分がやったことを忘れないこと。僕もいろいろありましたが…、忘れないことでその後の行動は変わります。本当に大切ですよ!逆に今までと行動や態度が変わらない人は、結局そこまでの人。自然と選挙で落ちていくと思います。

 とにかく今は、足元の生活も不安な時。皆さんにとって信頼に足る候補に投票しましょう。

 ◇宮崎 謙介(みやざき・けんすけ)43歳。早大卒業後、一般企業勤務などを経て、12年12月の衆院選で京都3区から出馬し初当選。15年に元衆院議員の金子恵美氏と結婚。育児休暇を取得する意向を示し注目を集めた。16年2月に議員辞職し、同4月に経営コンサルティング会社を立ち上げた。

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