2大会連続銀の歩夢が帰国 スノボのメジャー化へ「影響力」自覚

2018年02月17日 05:30

スノーボード

2大会連続銀の歩夢が帰国 スノボのメジャー化へ「影響力」自覚
大勢のファンの声援を受けながら帰国した平野歩夢 Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 】 スノーボード・ハーフパイプ男子で2大会連続銀メダルの平野歩夢(19=木下グループ)が16日、羽田空港に凱旋帰国し、競技のメジャー化に向け尽力する決意を示した。
 前夜は風邪気味の体を押してテレビ各局をはじめとする取材をこなした。2大会連続メダルによる反響の大きさを実感し、「スノーボードの影響力を大きくすることができる可能性があると感じた」と話した。思い描くのは自身の「メダル効果」を利用し、スノーボードをもっとメジャーにすることだ。国内は80、90年代のウインタースポーツブームが去り、スノーパークの閉鎖も後を絶たない。「テレビでもサッカーや野球がほとんど」と語ったが、メダルに沸く現状を好機と捉える。

 メジャー化に向けたプランの一例が、自身の名前を冠した大会の新設だ。ど迫力のエアを見てもらえれば必ずファンを増やせる。憧れを持つ子供が増えれば競技人口やレジャー人口の拡大につながる。「報道にいい形で出ることによって、たくさんの人に集まってほしい」と話し、メディア露出も積極的にこなす考えだ。

 今後は昨年大ケガを負った3月のUSオープン(コロラド州ベイル)に出場予定。「何かさらなる試練を与えられた。この先があるのだと(銀メダルの)色が教えてくれている」。4年後の北京での金メダルへ向け、早くも再スタートを切る。

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