錦織、世界71位にストレート快勝!2年8カ月ぶりツアーV王手「楽に見えたかもしれないが…」

2018年10月27日 22:43

テニス

錦織、世界71位にストレート快勝!2年8カ月ぶりツアーV王手「楽に見えたかもしれないが…」
シングルス準決勝 ミハイル・ククシュキンと対戦する錦織圭(AP) Photo By AP
 男子テニスのエルステバンク・オープンは27日、ウィーンでシングルス準決勝が行われ、世界ランキング11位で第5シードの錦織圭(28=日清食品)が予選から勝ち上がった同71位のミハイル・ククシュキン(30=カザフスタン)を相手に6―4、6―3で快勝。決勝進出を決め、16年2月のメンフィス・オープン以来2年8カ月ぶりとなるツアー通算12勝目に王手を懸けた。
 対戦成績で7戦全勝と圧倒しているククシュキンを相手に、第1セットは互いにサービスゲームをキープする互角の展開。5―4で迎えた第10ゲーム、錦織は40―30からジュースに持ち込むと、最後はフォアのストレートを決めてこの試合初のブレークに成功し、第1セットを6―4で先取した。

 第2セットは、第2ゲームをラブゲームでブレークして3ゲーム連取で優位に立つと、そのままサービスゲームをキープして押し切り、6―3で連取。ストレート勝ちで今季3度目のツアー決勝進出決勝進出を決めると、ガッツポーズで喜びを表現した。

 錦織は、年間成績上位選手が出場できるATPツアー・ファイナル(11月11〜18日、ロンドン)の出場権争いで現在9番手。出場枠は「8」だが、デルポトロ(アルゼンチン)が右膝蓋(しつがい)骨骨折のために欠場濃厚のため、実質的には9位がボーダーライン。錦織とジョン・イスナー(33=米国)で最後の1枠を争っている。

 ▼錦織圭の話 タフな相手だった。楽に見えたかもしれないが、難しい場面もあった。この数試合はいいプレーができている。初出場の大会で決勝に進出できて本当にうれしい。

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