日本レスリング協会 コーチ報酬寄付でJOCに報告書提出

2020年12月25日 05:30

レスリング

 日本レスリング協会は24日、国などから代表コーチらに支払われる報酬の一部を協会に寄付させていた問題で、高田裕司専務理事の発案で2010年頃から13年頃まで同意したコーチから計約1千数百万円を集めたなどとする報告書を日本オリンピック委員会(JOC)に提出した。
 関係者によると、コーチから寄付を募った資金は、男子のグレコローマンとフリー、女子の各スタイルの強化委員会が口座を開設して管理したため、日本協会の事務局が実態を把握していなかった。海外遠征の際の食事会や記念品の購入などに充てられ、高田専務理事の私的流用は確認できなかった。残金は返還する意向という。

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