女子セブンズ代表新HCにハレ・マキリ氏就任 07年W杯日本代表

2020年12月25日 15:38

ラグビー

女子セブンズ代表新HCにハレ・マキリ氏就任 07年W杯日本代表
7人制女子日本代表の新ヘッドコーチに就任したハレ・マキリ氏(日本ラグビー協会提供) Photo By 提供写真
 日本ラグビー協会は25日、オンラインで会見を開き、7人制女子日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に、同男子でコーチを務めていたハレ・マキリ氏(42)が就任すると発表した。17年から務めていた稲田仁氏(37)は退任し、パフォーマンスマネジャーとして今後も女子代表の強化に携わる。男子の岩渕健輔HC(44)は来夏に延期となった東京五輪までの続投が決まった。岩渕氏、稲田氏ともに、当初の任期は来年3月31日までだった。
 会見に出席した日本協会の本城和彦7人制日本代表チームディレクターは、女子代表HCの交代について「18年のアジア大会で金メダル獲得などの成果を挙げてくれた。選手を発掘する目を持っているコーチ」と稲田氏を評価した一方、「現在の(チームの)立ち位置は、メダル争いの土俵に上がれているかというと、立てていない。スタンダードを上げることが必要」とし、五輪開幕が7カ月を切る時期での交代理由を説明した。

 ニュージーランド出身FWのマキリ氏は02年に来日。トップリーグ創設1年目の03年からは福岡サニックス(現宗像サニックス)でプレーし、05年のウルグアイ戦では日本代表初キャップを獲得。07年W杯フランス大会代表に選出されるなど、通算26キャップを獲得。また来日前には、マオリ・オールブラックスにも選出された。

 マキリ氏は会見で「リスペクトはゼロベースなので、大きな挑戦になる。ただ。エキサイティングな気持ちでいる」と話した。来年1月8日の合宿から指導を開始する。

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