【陸上】田中希実 5000mは自己ベスト14分58秒60で2位 2冠ならずも「勝負はできた」

2022年09月25日 17:42

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【陸上】田中希実 5000mは自己ベスト14分58秒60で2位 2冠ならずも「勝負はできた」
女子5000メートルを終え、ほかの選手が引き揚げる中でトラックを見つめる田中(手前) Photo By スポニチ
 【全日本実業団対抗陸上選手権最終日 ( 2022年9月25日    長良川競技場 )】 女子5000メートル(タイムレース)が行われ、3組に登場した世界選手権代表の田中希実(豊田自動織機)は自己ベストとなる14分58秒60をマークして2位となった。1500メートルとの2冠はならず、1位は14分57秒81のテレシア・ムッソーニ(ダイソー)だった。
 序盤は9~10番手あたりにつけてレースを展開。外国人選手立ちとの勝負になり、残り3周あたりから徐々に前に出て、ラスト1周の手前から一気にスパートをかける。一時は後続を突き放したが、最後の直線でムッソーニに抜かれて2位となった。

 「勝負を意識して。勝つことはできなかったけど、勝負ができたことで地力がついていることは確認できた。乗り越える課題が見えるところまでは来たので、おごらずにやっていきたい」

 23日には1500メートルに出場し、大会新記録を出して優勝。それでも「いつもと違う形で走って戸惑いや焦りが出てしまった」と振り返り、5000メートルに向けて「チャレンジするイメージを持って臨みたい」と話していた。来夏の世界選手権の参加標準記録(14分57秒00)にはわずかにおよばなかった。

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