【関西大学ラグビー】同大・宮本監督、就任2戦目で初白星 収穫感じる逆転勝ち「次につながる」

2022年09月25日 19:10

ラグビー

【関西大学ラグビー】同大・宮本監督、就任2戦目で初白星 収穫感じる逆転勝ち「次につながる」
<同大・関大>選手を迎える同大・宮本監督 Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節   同大26―25関大 ( 2022年9月25日    静岡スタジアムエコパ )】 同大が、元リーグワン1部東京SGの宮本啓希監督(35)就任2戦目で初白星を挙げた。
 前半4分にWTB山本希(2年)のトライで先制も逆転を許し、一時は12点のリードを許したが、後半2分に関大のラインアウトのミスを突いて途中出場のSH新和田錬(4年)がトライ。同じく後半から出場のSO嘉納一千(3年)がゴールを決めて反撃ムードを高めた。後半21分にPGを決められ、17―25と再び点差を広げられたが、敵陣ゴール前で連続して反則を誘発。24、27、34分と嘉納の3連続PGで再逆転に成功した。

 宮本監督は、ロック梁本旺義主将(4年)のPG選択など、選手の自主性に収穫を感じ取り「1点の重みを勉強させられました。次につながる大切なゲームになりました」と笑みを広げた。

 会場は19年W杯で日本代表がアイルランド代表を破り「静岡ショック」と世界に発信されたスタジアム。宮本監督は「素晴らしい環境でした。コロナ禍で、なかなか遠征もできないですし、貴重な経験になりました」と感謝した。

《関大 今季初勝利逃し「後半は対応できなかった」》
 関大は、前半にSH溝渕元気(3年)の好判断などから3トライも、1点に泣き、今季初勝利を逃した。「前半は準備してきたことを出せましたが、後半は同志社さんに対応できませんでした」。No・8池原自恩主将(4年)は無念の声。途中出場のフッカー今井虎太郎(4年)も「勝ちきる力をつけないと」と悔しさをにじませた。森監督も、同大・宮本監督と同じく静岡開催を歓迎、遠征で高めた一体感も巻き返しにつなげていく。

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