柔道家の小見川道大が稲刈り体験イベント コシヒカリ収穫「手でやることで達成感がある」

2022年09月26日 02:11

柔道

柔道家の小見川道大が稲刈り体験イベント コシヒカリ収穫「手でやることで達成感がある」
稲刈りにいそしむ道場生の子供たちと小見川(Enjoy Judo提供) Photo By スポニチ
 今年2月に総合格闘技を引退した柔道家の小見川道大(46=NEO JUDO ACADEMY代表)が25日、茨城県常総市で稲刈り体験イベントを行った。
 一般社団法人「Enjoy Judo」の活動の一環で、子どもに生きる力を身につける場を提供するもの。今回は小見川道場の道場生約30人が、5月に田植えを行った10アール(1000平方メートル)の田んぼに実った稲を刈り取り、コシヒカリ400キロ相当を収穫した。

 この日初めてカマを持った子供もいたが、田んぼを提供した農家の稲葉厚さん(40)も驚く約3時間で作業を終えた。小見川は「最初は“小内刈のように足で刈れ!”と言っていたのですが、子どもは覚えるのが早いですね。機械ではなく、手でやることで達成感がある」と話した。

 今後「Enjoy Judo」は全国各地の道場と連携する「ボランタリーチェーン」として、柔道の定期的な練習試合や大会のほか、米作り、登山など自然と親しむイベントも予定。

 大人顔負けの仕事ぶりを見せた中2の吉濱優希さんは「たくさん実っている稲を見てうれしかったです」と笑顔。この日収穫した米は「柔米(やわらまい)」と命名され今後、販売される。

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