箱根駅伝 100回大会は全国に門戸開放も関東と“層の差”顕著

2023年01月04日 05:10

駅伝

箱根駅伝 100回大会は全国に門戸開放も関東と“層の差”顕著
第99回箱根駅伝で大手町をスタートする往路1区の選手たち(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )】 箱根駅伝は第100回の記念大会となる次回、全国の大学に開放される。今年秋に開催される予選会の参加資格が従来の「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」に変更され、予選会を勝ち抜けば24年1月2、3日の本戦で夢の箱根路に立つ。
 ただ、関東とそれ以外の地域の実力差は大きい。昨年11月の全日本は15位まで関東勢。他の地域で最上位に入ったのは関学大の16位で、15位だった日大との差は2分59秒だった。関学大の竹原監督は、関東勢との差について「層の厚さというか。箱根があって、走る距離が長い。走り込みの量が違う。たとえ予選会に出たとしても、本戦に進むのは難しいのでは」と分析。全日本17位だった大経大の青木監督も「予選会に臨むとなれば、ハーフ対策の練習が必要になってくる」と話した。

 また、第101回大会以降の動向にも注目が集まっている。竹原監督は「続くとなれば関東以外の大学でも予選会に出場する大学は出てくると思う。101回以降も続くのかどうかは大きい」とした。

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