【高校ラグビー】報徳学園、初VへOBからエール 神戸SH日和佐篤「悔いのないようにやってほしい」

2023年01月07日 11:52

ラグビー

【高校ラグビー】報徳学園、初VへOBからエール 神戸SH日和佐篤「悔いのないようにやってほしい」
優勝を目指す後輩たちにエールを送った(左から)日和佐、前田、井上 Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会決勝   報徳学園―東福岡 ( 2023年1月7日    花園ラグビー場 )】 第102回全国高校ラグビー大会は、きょう7日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で報徳学園(兵庫)―東福岡の決勝が行われる。報徳学園は、兵庫県勢にとっての初優勝、そして高校3冠を懸けて戦う。
 これまで48回の花園出場を誇り、多くのトップ選手を輩出してきた。兵庫に本拠を置くリーグワン神戸には現在、報徳学園出身の選手が3人おり、SH日和佐篤(35)、フランカー/No・8前田剛(26)、フランカー/No・8井上遼(25)が後輩たちにエールを送った。

 「僕たちの頃は“正月を目指そう”だった。優勝なんて、おこがましかった」と昔を懐かしむのは、05年度の第85回大会に主将として出場した日和佐。2回戦でBシードの流通経大柏を撃破して元日に行われる3回戦に進んだが、そこで伏見工に0―48と大敗した。現在のような展開ラグビーではなく「“頭からいけ”しか教えられなかった」と笑う。

 あれから年月がたち、初の決勝進出、そして頂点に手の届くところまで来た報徳学園。力を蓄えるとともに、部員数も増加した(現在は101人)。今も3人で母校を訪れるといい、日和佐が「1人2個ずつ行きわたるかな」とドーナツ150個を買っていったところ、100人超えの大所帯にビックリ。再訪した際には200個を買っていったという。

 観衆も楽しませるラグビーを実践している後輩たちの姿は、3人にとってもうれしい限りだ。「選手1人1人の能力が高くて、横に動いている」と前田が言えば、日和佐は「見ていてワクワクするラグビーをしている。悔いのないようにやってほしい」。井上は「とにかく頑張ってほしい」と言葉に力を込めた。

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