【高校ラグビー】東福岡6大会ぶり頂点 高校日本代表候補のSO高本が兄の激励を力に

2023年01月07日 19:59

ラグビー

【高校ラグビー】東福岡6大会ぶり頂点 高校日本代表候補のSO高本が兄の激励を力に
<報徳学園・東福岡>後半、巧みなキックパスで西のトライを演出する東福岡・高本(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校ラグビー   東福岡41―10報徳学園 ( 2023年1月7日    花園 )】 東福岡が6大会ぶりの頂点をつかんだ。高校日本代表候補のSO高本とわ(3年)は2点リードの後半10分に右サイドのラインアウトから中央につないだボールをパントキックし、同じく高校日本代表候補のCTB西柊太郎(3年)のトライをアシストする活躍で貢献。「狙い通りだった。絶対に優勝してやるという気持ちできょうは挑んだ。どれが達成できてうれしく思う」と話した。
 昨年7月に右膝を大けがしたが、乗り越えてきた。前夜はOBで兄のとむ(帝京大ラグビー部)から電話があった。「絶対優勝しろよ」と激励を受け力にした。兄は8日の全国大学選手権決勝に先発で出場予定。「兄は兄なりに頑張ってもらって、兄弟で優勝できたらベスト」とエールを送った。

 卒業後は兄と同じ帝京大に進学する。「一緒にラグビーができる期間があるので楽しみ」と笑顔だった。

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