【高校ラグビー】報徳学園・西條監督 初の決勝に導くも「ここに来たからと満足していたんではダメ」

2023年01月07日 17:38

ラグビー

【高校ラグビー】報徳学園・西條監督 初の決勝に導くも「ここに来たからと満足していたんではダメ」
<報徳学園・東福岡>初優勝ならず肩を落として引き揚げる報徳学園・西條監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会決勝   報徳学園10―41東福岡 ( 2023年1月7日    花園 )】 実に48回目の出場で報徳学園を初の決勝進出に導いた西條裕朗監督(59)はまずは選手をねぎらい、「本当に東福岡は強いなと」と完敗を認めた。その上で、あと一歩まで迫った悲願成就へ再出発を誓った。
 「ありとあらゆるものをもう一回、一から考えないといけないでしょうね。ここに来たからと満足して同じことをしていたんではダメ。常にもがきながら、子どもたちがやっていて楽しい、それが結果につながるようなラグビーを目指して頑張りたいと思います」

 開始早々のトライで主導権を奪われ、想像以上の大差を付けられた。「やっぱり大きいし、強いし、速いし」と相手校に敬意を示しながらも「自分たちは持っている力で精一杯やれた」とすがすがしい表情も浮かべた。コロナ下の制限された状況でつくり上げた報徳史上最強のフィフティーン。それを超えるチームを、来年の花園に連れてくる。

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