大関・貴景勝の綱獲りに慎重姿勢 佐渡ケ嶽審判部長「何とも言えない」

2023年01月07日 04:45

相撲

大関・貴景勝の綱獲りに慎重姿勢 佐渡ケ嶽審判部長「何とも言えない」
大関・貴景勝 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で初場所(8日初日)の取組編成会議を開き、初日、2日目の取組を決めた。横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が両膝の回復が思わしくなく3場所連続休場。出場力士では最上位となった大関・貴景勝(26=常盤山部屋)の綱獲りに関し、佐渡ケ嶽審判部長(元関脇・琴ノ若)は、慎重な姿勢を示した。
 昨年九州場所で12勝3敗を挙げ、優勝決定戦に進出した貴景勝の綱獲りに関しては、場所後の横綱審議委員会が「ハイレベルな優勝なら」の見解を示していた。初場所優勝なら機運が高まってもおかしくない状況だが、昇進を預かる審判部の佐渡ケ嶽部長の見解は慎重だった。会議終了後に、電話取材に応じると「今は何とも…。今のところ何とも言えないところですよね」と明言を避けた。

 照ノ富士不在で大関がたった1人の緊急事態。屋台骨を背負う貴景勝への期待が大きいのも事実。佐渡ケ嶽審判部長は「本来の貴景勝らしい相撲が取れるようになってきた。大関の責任を果たしてほしい。照ノ富士が休場している分、頑張ってもらわないと」と奮起を促した。

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