リーチが会心のジャッカル3発 南ア代表No・8も賞賛 ラグビーリーグワン

2023年01月07日 19:30

ラグビー

リーチが会心のジャッカル3発 南ア代表No・8も賞賛 ラグビーリーグワン
<BL東京・静岡>後半、ジャッカルを決めて徳永(右から3人目)ら仲間に祝福されるBL東京のNo.8リーチ(中央) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第3節   BL東京29―16静岡 ( 2023年1月7日    神奈川・等々力陸上競技場 )】 トップリーグ時代を含めてサッカーJリーグ川崎の本拠地で行われた初のリーグ戦は、ホームのBL東京が29―16で静岡を下して今季2勝目(1敗)を挙げた。BL東京は白星を先行させ、暫定3位に浮上。静岡は開幕3連敗となった。
 開幕から3試合連続でNo・8で先発したリーチ・マイケルが、この日も出色のパフォーマンスを発揮した。アタックではボールタッチ回数がフランカー時よりも大幅に増え、相手めがけて突進する力強いボールキャリーを繰り返せば、ディフェンスでも80分間で計3度のジャッカルに成功。「(この試合に向け)練習していた。No・8は楽しい」とほほ笑んだ。

 特に本人が「意識していた」というのが、対面となった静岡のNo・8クワッガ・スミス共同主将とのマッチアップだ。南アフリカ代表の主力でもある相手に対し、前半22分には自陣でジャッカルを決めてペナルティーを獲得。ハットトリックを達成してプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたWTBナイカブラの1トライ目の起点になり、「ボクス(南ア代表)とのマッチアップなので、楽しみにしていた。ボールを持てば、体を当てようと思っていた」と振り返った。

 9月8日にW杯フランス大会開幕を控える今季、リーチ自身がテーマに掲げるのが、国内レベルに合わせず、インターナショナルレベルのプレースタンダードを保つこと。有言実行で高いパフォーマンスを続ける闘将に、トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチも「本当に彼のキャリアの中でもベストのプレーをしている」と賞賛。敗れたスミスも「リーチは世界レベルの選手。ジャッカルにやられた」と舌を巻いた。 

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