西岡良仁 錦織圭、松岡修造に続く4大大会8強逃すも、客席から健闘称える“ヨシコール” 全仏OP

2023年06月06日 05:56

テニス

西岡良仁 錦織圭、松岡修造に続く4大大会8強逃すも、客席から健闘称える“ヨシコール” 全仏OP
強烈なショットを放つ西岡良仁(AP) Photo By AP
 【テニス全仏オープン第9日 ( 2023年6月5日    パリ・ローランギャロス )】 男子シングルス4回戦で、第27シードの西岡良仁(ミキハウス=27)が世界49位のトマスマルティン・エチェベリ(23=アルゼンチン)に6―7、0―6、1―6のストレートで敗れた。1月の全豪オープンに続いて、4大大会は2大会連続で16強敗退。
 1968年のオープン化以降、95年のウィンブルドン選手権の松岡修造、12年の全豪オープンを皮切りに12度の経験をしている錦織圭に続く、日本男子3人目の4大大会8強入りを目指したが、届かなかった。

 3回戦までは全て3時間以上の試合で、全て逆転勝ち。この日は左足付け根に痛みを発症し、痛み止めを服用してのプレーだった。第1セットは第1ゲームでいきなりブレークを許したが、第8ゲームでブレークバック。タイブレークの末に8―10で落とした。第2セットは1ゲームも取れずに“ベーグル”を焼かれ、第3セットは第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウト。万全にほど遠い状態で、クレーコートを得意とする23歳の成長株に完敗した。

 劣勢の第3セット後半にはポイントごとに客席から“ヨシコール”が沸き起こるなど、見る者を魅了するテニスを展開した今大会。8強進出こそ逃したが、全仏オープン4回戦進出自体が自身初。4大大会では1月の全豪オープンに続く、2大会連続の4回戦進出だった。敗戦後、客席の大歓声に手を上げて応え、晴れやかな表情で西岡は戦いの舞台を去った。

 ◆全仏オープンテニスはWOWOWで全日生放送。日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信

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