松田詩野に続いた!日本男子もパリ五輪切符獲得 五十嵐VS稲葉の争いに サーフィンワールドゲームズ

2023年06月07日 02:19

サーフィン

松田詩野に続いた!日本男子もパリ五輪切符獲得 五十嵐VS稲葉の争いに サーフィンワールドゲームズ
五十嵐カノア Photo By スポニチ
 【サーフィンワールドゲームズ第7日 ( 2023年6月6日    エルサルバドル・ラボカナなど )】 24年パリ五輪予選を兼ねて行われ、東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(25=木下グループ)、ワールドゲームズ(WG)初出場の稲葉玲王(26)のいずれかがアジア1位となることが確定し、来年のWG出場を条件に五輪出場権獲得が決まった。
 今大会はアジア1位となった選手が、来年2月に開幕予定の次回ワールドゲームズ出場を条件にパリ五輪出場権を獲得する。第7日の競技開始時点で勝ち残ったアジア勢は五十嵐、稲葉と東京五輪インドネシア代表で日本人の母を持つリオ・ワイダの3人となっていた。

 3人は5回戦に登場し、1組で稲葉は2位、3組で五十嵐は1位となり6回戦に進出したものの、ワイダは1組3位で敗者復活8回戦に回り、1組3位で敗退が決定。この結果、五十嵐と稲葉のいずれかがアジア最上位となり、日本男子の五輪出場権獲得が決まった。

 プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)に日本人で唯一参戦する五十嵐が、今季の最終順位で10位以内に入り五輪出場権を獲得した場合は、五十嵐と稲葉の2人の五輪出場が決まる。日本男子はさらに昨年のWGで団体1位となり、追加の出場枠を獲得しており、3人のパリ五輪出場が可能となりそうだ。

 前日には女子の松田詩野(20)のアジア1位が確定し、全競技を通じての日本勢パリ五輪内定第1号が決定。勢いに乗るサーフィン日本代表「波乗りジャパン」の男子も、見事に続いてみせた。

 ▽サーフィンのパリ五輪出場選手選考方法

 男女ともに出場枠は24人。1カ国あたり男女各2人が上限だが、22年と24年のWG団体優勝国には追加で1枠与えられる。日本男子は22年WGで団体優勝したため、最大3人が出場できる。

 出場選手の決定方法は以下優先順位で決まる。

 (1)23年のチャンピオンシップツアーの上位選手(男子10人、女子8人)

 (2)23年WGの大陸別(アフリカ、アジア、欧州、オセアニア)男女各1位

 (3)23年パンアメリカンゲームズの男女各1位

 (4)24年WGの男子上位5人、女子上位7人

 (5)24年WGの男女各団体優勝国に1人

 (6)22年WGの男女各団体優勝国に1人

 (7)開催国枠男女各1人

 (8)ユニバーサリティ枠男女各1人

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