五十嵐カノアと稲葉玲王が準々決勝進出 男子もパリ五輪切符獲得へ期待高まる サーフィンワールドゲームズ

2023年06月07日 00:57

サーフィン

五十嵐カノアと稲葉玲王が準々決勝進出 男子もパリ五輪切符獲得へ期待高まる サーフィンワールドゲームズ
五十嵐カノア Photo By スポニチ
 【サーフィンワールドゲームズ第7日 ( 2023年6月6日    エルサルバドル・ラボカナなど )】 24年パリ五輪予選を兼ねて行われ、男子5回戦1組で初出場の稲葉玲王(26)が13・83点の2位、同3組で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(25=木下グループ)が13・83点の1位となり、準々決勝(6回戦)進出を決めた。
 今大会はアジア1位となった選手が、来年2月に開幕予定の次回ワールドゲームズ出場を条件にパリ五輪出場権を獲得する。稲葉、五十嵐以外のアジア勢では、東京五輪インドネシア代表で日本人の母を持つリオ・ワイダが5回戦で3位となり、敗者復活8回戦に回った。ワイダが日本勢2人より先に敗退した場合、最終順位で稲葉と五十嵐の上位となった方が五輪代表に内定することになる。

 前日には女子の松田詩野(20)のアジア1位が確定し、全競技を通じての日本勢パリ五輪内定第1号が決定。勢いに乗るサーフィン日本代表「波乗りジャパン」の男子も、松田に続く五輪切符獲得に期待が高まっている。


 ▽サーフィンのパリ五輪出場選手選考方法
 男女ともに出場枠は24人。1カ国あたり男女各2人が上限だが、22年と24年のWG団体優勝国には追加で1枠与えられる。日本男子は22年WGで団体優勝したため、最大3人が出場できる。

 出場選手の決定方法は以下優先順位で決まる。

 (1)23年のチャンピオンシップツアーの上位選手(男子10人、女子8人)

 (2)23年WGの大陸別(アフリカ、アジア、欧州、オセアニア)男女各1位

 (3)23年パンアメリカンゲームズの男女各1位

 (4)24年WGの男子上位5人、女子上位7人

 (5)24年WGの男女各団体優勝国に1人

 (6)22年WGの男女各団体優勝国に1人

 (7)開催国枠男女各1人

 (8)ユニバーサリティ枠男女各1人

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