バレー男子代表が快勝発進「良い入りができた」 石川祐希チーム最多20得点でイラン粉砕

2023年06月06日 22:30

バレーボール

バレー男子代表が快勝発進「良い入りができた」 石川祐希チーム最多20得点でイラン粉砕
<日本・イラン>第3セット、スパイクを打つ石川(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・ネーションズリーグ男子名古屋大会第1日 ( 2023年6月6日    名古屋市・ガイシプラザ )】 大会が開幕し、世界ランキング7位の日本は同10位のイランを3―0のストレートで退け、1次リーグ初戦を白星で飾った。日本は9日にセルビアと対戦する。
 エース兼主将のアウトサイドヒッター・石川祐希(ミラノ)がチーム最多20得点でけん引。同じくアウトサイドヒッターの高橋藍(日体大)が10得点、ミドルブロッカーの山内晶大(パナソニック)が9得点だった。第1セットは危なげない試合運びだったが、第2セット序盤の劣勢をはね返し、要所での石川のスパイクや山内のブロックが光った。

 石川は「初戦で良い入りができた。2セット目にリードされたが、3―0で勝ち切れて良かった。負けられない相手なので識した」と振り返った。「チームの強みのサーブ、ブロックデフェンスが機能した。ミドルのブロックも多かった。ブロック強化の成果が出た」と言い「個人的にはスパイクで点数を取っていたが、所々ミスが多かったのでなくしていきたい」と反省を忘れなかった。

 9点を挙げた山内は苦しかった第2セットを振り返り「最後までチーム一丸となってブロックされても、苦しい場面でも同じ方向を向いて相手に戦いを挑んだのが、劣勢のセットを取り切れた勝因」とし「非常に自信になった。どんどん自信を高めて試合を消化していきたい。まずファイナルに行って1勝を取ることが必要」と力説した。

 日本のフィリップ・ブラン監督も「試合の序盤から良さを披露できた。特に山本(智大)に賛辞を贈りたい」とし、石川、高橋藍の活躍については「ベストスパイカーの2人。スパイクもっと良くなる。ベスト4のチームになるにもっと調子を上げてほしい」と話した。高橋藍は「まだまだコンディションピークに達する前に終わってしまった感覚。物足りなさはあるが、3―0でアジアのライバルを下せたのは日本にとっては凄く良かった」と語った。

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