乙黒拓斗 世界選手権代表に王手も右足負傷 背負われマット下りる レスリング明治杯全日本選抜選手権

2023年06月17日 13:43

レスリング

乙黒拓斗 世界選手権代表に王手も右足負傷 背負われマット下りる レスリング明治杯全日本選抜選手権
<レスリング明治杯全日本選抜選手権第3日>男子フリースタイル65キロ級。準決勝。試合後、治療を受ける乙黒(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【レスリング明治杯全日本選抜選手権第3日 ( 2023年6月17日    東京体育館 )】 9月の世界選手権(ベオグラード)代表選考会を兼ねて行われ、フリースタイル男子65キロ級で東京五輪金メダルの乙黒拓斗(自衛隊)が初戦の準々決勝、準決勝と2試合に勝ち、あす18日の決勝進出を決めた。
 ただ、山口海輝(日体大助手)との準決勝第2ピリオドに右足甲を負傷。3―2で勝利したもの、勝ち名乗りを受けるために立つのもやっとの状態で、セコンドに背負われてマットを下りた。

 準決勝後、乙黒は治療に専念するため、ミックスゾーンには現れず。代わって井上謙二監督が「今年の初めに合宿で痛めた右足甲を試合で痛めた。明日の試合の出場可否については、治療の状況も踏まえて判断する」とコメントを発表した。

 東京五輪金メダリストの乙黒は、昨年12月の全日本選手権で五輪以来の復帰を果たし、ブランクをものともせずに3試合無失点で優勝。今大会に優勝すれば世界選手権代表に内定するが、右足の状態が不安視される。

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