錦織 復帰戦V王手「お茶でも飲みながら応援して」 決勝は世界ランク1118位の19歳

2023年06月19日 04:22

テニス

錦織 復帰戦V王手「お茶でも飲みながら応援して」 決勝は世界ランク1118位の19歳
シングルス決勝進出を決め喜ぶ錦織 Photo By 共同
 【男子テニス カリビアン・オープン第7日 ( 2023年6月17日    米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール )】 長期離脱から復帰して今大会が約1年8カ月ぶりの公式戦となる錦織圭(33=ユニクロ)が、シングルス準決勝で世界423位のグスタボ・ハイデ(21=ブラジル)に6―4、6―2で勝利した。18日(日本時間19日)の決勝は世界1118位のマイケル・ゼン(19=米国)と対戦する。下部ツアー大会で優勝すれば、右手首故障からの復帰2戦目だった18年2月のダラス・チャレンジャー以来、約5年4カ月ぶりとなる。
 直前の試合が雨で中断した影響もあり、開始は午後10時19分。長引けば日をまたぐ可能性もあったが、錦織が1時間26分でケリをつけた。1回戦から4試合中3試合がストレート勝ち。想定以上の内容と結果に「自分でも笑えてくる。率直にうれしい。勝ってくると自分への期待感が自然と増してくる。いいプレーができないと“おかしいな”と思ってしまう。変な意味の自信が出てくるので、そこを抑えながらやりたい」と語った。

 5日間で4試合目。3日連続の試合で腹部にはテーピングが施されていたが、サービスゲームを一度も失わない安定感を見せた。ミスで感情を表に出す相手とは対照的に淡々とストローク戦を続け、警戒していたドロップショットにも鋭いダッシュで対処。決勝の相手は昨年のウィンブルドン・ジュニア選手権で準優勝した19歳のホープで「ストロークがきっちりしている、いい選手」と警戒。「思い切り戦いたい。あまり強気なことを言って負けるとアレなので、お茶でも飲みながら応援してください」と錦織節も全開だった。

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