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会場大熱狂!!霧島「まわし待った」1分58秒の熱闘 大関昇進狙う豊昇龍はトップタイ7勝で1敗死守

2023年07月16日 17:59

相撲

会場大熱狂!!霧島「まわし待った」1分58秒の熱闘 大関昇進狙う豊昇龍はトップタイ7勝で1敗死守
>翠富士(手前)と組み合う霧島のまわしが緩み、式守伊之助(右)と呼び出し2人がかりで直す(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所8日目 ( 2023年7月16日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は16日、8日目の取組が行われ、4日目から出場の新大関・霧島は1分58秒の大熱戦も4敗目を喫した。大関昇進を目指す関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)はトップタイの7勝目。若元春(29=荒汐部屋)、大栄翔(29=追手風部屋)はともに6勝目を挙げた。
 結びの一番で「まわし待った」が入った。取組中に霧島のまわしが緩み、行司と、さらに1人が入って締め直した。粘る平幕・翠富士に霧島もついていったが、最後は下手投げで敗れた。

 豊昇龍は平幕・宇良をはたき込みで破り1敗を死守。前日の取組後には「成績のことは気にしていない。一日一番大切に」と語っていた通り、攻めの取組を見せた。若元春は小結・琴ノ若を寄り切りで下した。

 元大関の朝乃山は、この日から欠場。対戦予定だった大栄翔は不戦勝で6勝目を挙げた。朝乃山のケガによる休場は、20年11月場所以来自身2度目となった。7日目を終えて4勝3敗。このまま再出場がなければ、復帰後初の負け越しとなり来場所は幕内下位へ番付を下げることになる。

 平幕・錦木は平幕・翔猿を押し出しで破った。7勝目を挙げ、勝ち越し王手となった。今場所は横綱・照ノ富士、新大関・霧島(不戦勝)に加え、大関獲りの3関脇と小結・阿炎も撃破。前日に連勝が止まり「今度は連敗が続きそう」と語っていたが、立て直した。

 昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬は新入幕の湘南乃海と対決。力強い取組を見せ寄り切りで6勝目を挙げた。

 左膝負傷により5日目から休場していた平幕・一山本は、この日から再出場した。平幕・竜電に寄り切りで敗れ復活の1勝とはならなかった。

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