流大 途中出場から2トライ演出 “インパクトメンバー”切り札が雰囲気変えた
2023年07月16日 05:15
ラグビー
![流大 途中出場から2トライ演出 “インパクトメンバー”切り札が雰囲気変えた](/sports/news/2023/07/16/jpeg/20230716s00044000069000p_view.webp)
20―41の同19分には敵陣ゴール前の密集から防御ラインの隙を狙って右展開のパスを選択した。CTB長田へつなぎ、最後は再びマシレワがインゴールへ。「インパクトメンバーと攻めるだけだった」と振り返った通り、好機で的確なアシストも光り2トライを演出。荒尾高(現岱志高)時代、3年間を過ごした熊本で意地を見せた。
19年大会は全5試合で先発したが、現在はリザーブからの出場が主だ。途中出場の選手は「インパクトメンバー」と称され、試合の雰囲気を一変させる役割が求められる。この日は前半が13―29だったのに対し、後半は14―12。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が「後半にパフォーマンスが良くなった」と評価したように切り札はW杯でも必要な存在だ。
昨夏の代表活動では共同主将に指名されたが、内臓系の病気で合宿早々に途中離脱。10日ほど入院し「1カ月半くらいはほぼ何もできない状態だった」。そこから体調が回復。昨秋に代表に復帰した際、プロ野球独立リーグでプレー経験のある兄・大輔さんには電話で「もう一回、頑張る」と決意を示していた。今秋のW杯限りで代表引退を決意している。W杯まで国内の試合は残りテストマッチ3試合。「SHはチームを勝たせるポジション。ここからのテストマッチは負けられない」。上昇ムードに流れを変えていく。
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