W杯カナダ代表のマーリーが出場を辞退 NBAファイナル制覇からの休養を優先

2023年08月17日 07:57

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W杯カナダ代表のマーリーが出場を辞退 NBAファイナル制覇からの休養を優先
カナダ代表としてのW杯出場を辞退したナゲッツのマーリー(AP) Photo By スポニチ
 6月のNBAファイナルでナゲッツの初優勝に貢献し、W杯のカナダ代表メンバーに入っていたガードのジャマール・マーリー(26)が本大会への出場を辞退。AP通信やスポーツ専門局のESPNなどが16日に伝えているもので、故障などではなく休養を優先させる形での欠場となった。
 同選手は昨季65試合に出場して20・0得点、ポストシーズンでは20試合で26・1得点をマーク。トロントで始まった代表合宿には参加していたが「どれくらい体が動いてくれるかを見てみたが、チームドクターらと相談した結果、さらなる休養が必要だと感じた。難しい決断だった」と語り、代表チームの欧州遠征には帯同していなかった。マーリーは膝のじん帯断裂で21年シーズンは全休。故障を抱えているうえに契約延長を控えていることもあって、リスクのあるW杯出場を断念したと見られている。

 初のメダル獲得を狙うカナダ代表はW杯の予選グループではフランス、ラトビア、レバノンと同じH組(インドネシア開催)。マーリーは不在となったものの、サンダーのシェイ・ギルジャスアレクザンダー(25)、ニックスのRJ・バレット(23)、グリズリーズからロケッツに移籍したディロン・ブルックス(27)、マーベリクスのドワイト・パウエル(32)らNBA在籍の10選手が代表メンバーに名を連ねている。

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