サーフィン・稲葉玲王 「光栄わくわく」パリ五輪切符 2月の世界選手権出場で確定

2023年08月17日 05:10

サーフィン

サーフィン・稲葉玲王 「光栄わくわく」パリ五輪切符 2月の世界選手権出場で確定
稲葉玲王 Photo By スポニチ
 国際サーフィン協会(ISA)は15日、今年5~6月に開催されたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)で男子アジア勢2位に入った稲葉玲王(26)が条件付きで24年パリ五輪の出場権を獲得したと発表した。
 来年2月のWG(プエルトリコ)に出場すれば、正式に出場権が確定する。日本連盟は出場させる方針を固めており、事実上、稲葉の初五輪が決定。16日に取材に応じ「出るからには絶対、メダルを獲りたい。凄く光栄でわくわくする」とコメントした。

 すでに今年のWGでアジア勢1位となり条件付きで出場権を得ていた東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が、同日に優先度の高いプロ最高峰チャンピオンシップツアーで年間上位10人(各国上限2人)に入ることが確定し、五十嵐の権利が稲葉に繰り下がった。

 日本男子は3人目の出場枠を獲得しており、今月中に選考方法が発表される。

 ◇稲葉 玲王(いなば・れお)1997年(平9)3月24日生まれ、千葉県一宮町出身の26歳。元プロサーファーで地元でショップを経営する父・康宗さんの手ほどきを受け、幼少期に競技を開始。10年に13歳でプロデビューし、昨年のアジアオープン、今年のジャパンオープンなどで優勝。スタンスは右足前のグーフィー。東京五輪代表の大原洋人とは幼なじみ。

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