バスケ日本代表 フランスに完敗も…ファン前向き「渡辺雄いなくてこの内容なら善戦」「本番楽しみ」の声

2023年08月17日 22:16

バスケット

バスケ日本代表 フランスに完敗も…ファン前向き「渡辺雄いなくてこの内容なら善戦」「本番楽しみ」の声
第1Q、3Pシュートを決めた富永(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【国際強化試合   日本70―88フランス ( 2023年8月17日    有明アリーナ )】 バスケットボール日本代表(FIBAランキング36位)は国際強化試合でフランス(同5位)と対戦。大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)を右足首負傷で欠く中で、「和製カリー」富永啓生(22=ネブラスカ大)が22分35秒出場して、4本の3点シュートを含む2試合連続20得点で奮起したが、NBAで3度の最優秀守備選手賞を誇る身長2メートル16のルディ・ゴベール(31=ティンバーウルブズ)らを擁する強豪に前半は善戦したが、後半に地力の差を見せつけられて70―88で敗れた。
 優勝候補の一角に食らいついた。日本は試合開始から立て続けに得点を許したが、第1クオーター残り7分25秒に富永の3点シュートで初得点を奪うと、反撃を開始。富樫、比江島らが外から高確率で決めて前半だけで9本の3点シュートを沈めた。第2クオーター残り8分36秒には河村がディフェンス3人を引きつけてホーキンソンのダンクをお膳立て。第クオーター残り7分3秒には富永のスチールから馬場が右手1本でダンクを決めた。

 前半はリバウンド数も17―18とほぼ互角。2日前に来日したばかりの東京五輪銀メダルの強豪に善戦し、5点差で前半を折り返した。後半も富永が3点シュートを連発。両チーム最多20点と気を吐いたが、後半はジワジワと引き離された。終わってみれば18点差で完敗。地力の差を見せつけられる形となった。

 ファンからはフランスの強さに「これが世界の強豪との距離なのか」「フランスは本当に強かった」「世界ランク5位は違うね」などの声が上がった。

 その一方で「今勝つことよりも本番で勝ち上がることが大事なこと」「河村くんと冨永くんは日本の宝だな…本戦がたのしみ!」「富永の3Pと勝ち気なメンタルは世界でも通用するはずだし頑張ってほしい」「点数程の差は感じなかったから本番も楽しみ」「渡辺雄太がいなくてこの内容なら善戦したでしょ」と前向きに捉えるファンの声もあった。

 日本代表は本番までに残された試合は、NBAオールスターに4度選出されるスーパースターのルカ・ドンチッチ(24=マーベリックス)が率いる19日のスロベニアとの強化試合のみとなった。

 W杯が開幕すると25日にグループリーグ初戦でドイツ(同11位)と対戦。27日にフィンランド(同24位)、グループリーグ最終戦となる29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。

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