【簡単】膝テーピングの正しい巻き方!「曲げると痛い」時のおすすめの貼り方とは

2023年09月04日 09:00

【簡単】膝テーピングの正しい巻き方!「曲げると痛い」時のおすすめの貼り方とは
スポーツをしている人が貼っている印象がある「テーピング」。運動しない人だと、突き指や腱鞘炎といった怪我のときにつけるイメージかもしれません。しかもなんだか難しそうで、一般人にはうまく巻けなさそうな……そもそもどんなときに […]

スポーツをしている人が貼っている印象がある「テーピング」。運動しない人だと、突き指や腱鞘炎といった怪我のときにつけるイメージかもしれません。しかもなんだか難しそうで、一般人にはうまく巻けなさそうな……そもそもどんなときに使うものだっけ? 正しい巻き方は?

そんな疑問あふれるテーピングのアレコレについて、ピップ株式会社「プロ・フィッツ」ブランドのテーピングインストラクター、丸山里夏さんに聞いてみました。

曲げると膝が痛い! 膝テーピングの正しい巻き方

テーピングを貼る姿勢

以下画像のように椅子に座り、膝は90度に保ちます。

テーピングの準備

膝の両サイドまでの長さのテープを、2枚用意します。

膝テーピングの正しい巻き方

  1. 剥離紙がついてる場合は、紙をはがす
  2. テープを軽く引っ張り、膝のお皿の下に貼る
  3. ②のテープの端で、お皿を引き上げるように貼る

  4. 1枚目の半分上に重ねてひっぱって貼る
  5. 1枚目と同様、テープの端で、お皿を引き上げるように貼る
  6. 完成!

膝テーピングを巻く時のポイント

ポイント① “膝のお皿”の位置を把握しておこう

“膝のお皿”の位置をしっかりと確認してから、テーピングしましょう。

膝は、

  • 太ももの骨である「大腿骨(だいたいこつ)」
  • 膝から下の「脛骨(けいこつ)」「腓骨(ひこつ)」

が合わさり、その前面に膝のお皿があります。

膝のお皿は、太ももの筋肉に付着している骨です。そのため、膝のお皿の位置を把握しておくことで、テーピングで膝と太ももの筋肉へのアプローチができるようになり、テーピングを貼る際の目安となります。

ポイント② 巻いた後、膝を曲げ伸ばしする

膝は、可動域が大きい関節です。膝を「曲げて」貼るのか「伸ばして」貼るのかによっても違いが出ます。

貼った後、屈伸などを行って動かし、貼った部分に違和感がないか確かめましょう

膝テーピングのメリット

ランニング時、「ひざにかかる負担」は一歩ごとに体重の3~4倍と言われています。ウォーキングでは着地の際、必ず両方の足が地面についていますが、ランニングでは片足での着地になります。

 そして、足関節と股関節のアライメントの悪影響が響きやすいのが膝関節です。足の着地位置が前方すぎると、ブレーキ動作をかける動きになってしまい膝への負担も大きくなります。

 そのようなとき、膝にテーピングをすることで過度な動きの制限、膝にかかる負荷の軽減サポート、また、膝の下あたりまで続く太ももの筋肉のサポートができるのです。

 脚を使う競技、とくにランニングや屈伸運動のような動きの多いスポーツ時におすすめです。

監修者プロフィール

丸山里夏(まるやま・りか)
愛称まるちゃん。兵庫県神戸市出身、大学時代はテニス部に所属。2018年にピップ株式会社に入社し、テーピングインストラクターとしての活動を開始。テーピング施術人数1045名(2021年5月末)、テーピングセミナー受講者数は約2300名にのぼる。NESTA-PFT認定。

記事協力
ピップ株式会社
プロ・フィッツ公式サイト https://pip-profits.com/

<Text:編集部/Photo:ピップ株式会社>

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