【豊昇龍大関昇進祝賀会】いつか3人で幕内に…同じ飛行機で来日した「大親友」欧勝馬と朝白龍の思い

2023年09月04日 23:15

相撲

【豊昇龍大関昇進祝賀会】いつか3人で幕内に…同じ飛行機で来日した「大親友」欧勝馬と朝白龍の思い
豊昇龍と同じ日体大柏高出身の(左から)欧勝馬、朝白龍、柏王丸 Photo By スポニチ
 大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)で新大関昇進を果たした豊昇龍(24=立浪部屋)の初優勝・大関昇進祝賀会が4日、千葉県柏市のハート柏迎賓館で行われた。
 主催は豊昇龍の母校である日体大柏高。同校出身の現役力士では、十両・欧勝馬(26=鳴戸部屋)、相撲部同期の幕下・朝白龍(24=高砂部屋)、相撲部で1年先輩の三段目・柏王丸(25=時津風部屋)が出席した。

 欧勝馬と朝白龍は、15年3月に豊昇龍と同じ飛行機で来日した盟友。豊昇龍は高校卒業後に角界入り、欧勝馬は日体大入学後に相撲に転向、最初から相撲部だった朝白龍は拓大を卒業後に今年の初場所で初土俵。ここまでの道のりや入門時期はそれぞれ違うが、3人全員が大相撲の世界に入り、この日初めて力士として同じ場に顔をそろえた。

 欧勝馬は高校時代レスリング部だったため、豊昇龍とは稽古も含めてこれまで相撲を取ったことがない。この日朝、豊昇龍のいる立浪部屋に出稽古したが肌を合わせる機会はなかった。「番付が離れすぎていて全然相撲を取ってくれなかった。もっと強くなって幕内に上がって稽古つけてもらえるように頑張ります」。秋場所の番付は東十両4枚目。1場所でも早く幕内上位に上がることを夢見た。

 朝白龍は「3人で会うのは久しぶりでうれしい。豊昇龍とは(高校)3年間同じ寮で同じ部屋で、大親友です」と話す。序ノ口、序二段、三段目をそれぞれ1場所で通過して西幕下27枚目まで順調に番付を上げてきた。「まだまだ番付が下なので、これから頑張って2人と相撲取れるところまで行って一緒に頑張りたい」と出世を誓った。

 モンゴルから同じ飛行機でやってきた仲間と言えば、10年春に来日した鳥取城北高出身の照ノ富士、逸ノ城、水戸龍の3人が昨年秋場所で初めて幕内に名を連ねた。日体大柏高出身の3人も、幕内の土俵で顔をそろえる日を、それぞれが待ち望んでいる。

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