宮城野親方「横綱を2人ぐらい育てたい」22年後の還暦土俵入りを想像 弟子育成の思い語る

2023年09月12日 13:17

相撲

宮城野親方「横綱を2人ぐらい育てたい」22年後の還暦土俵入りを想像 弟子育成の思い語る
「親方トークイベント」に出演した元横綱・白鵬の宮城野親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所3日目 ( 2023年9月12日    東京・両国国技館 )】 宮城野親方(元横綱・白鵬)が両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に出演した。司会進行役を務めた桐山親方(元幕内・旭日松)とともに軽妙なトークを展開して会場を盛り上げた。
 話題は、今場所の注目力士や、親方として弟子に期待することなど。八角理事長(元横綱・北勝海)が2日に還暦土俵入りを行ったことを受け「還暦土俵入りする時は誰に太刀持ちと露払いをしてほしい?」という質問も飛び出した。

 38歳の宮城野親方は「横綱を2人ぐらい育てたい」と22年後を想像。現役時代には内弟子の石浦(現・間垣親方)と炎鵬(現・幕下)の幕内力士2人を従えて土俵入りしたことがあり、今度は横綱2人を従える姿を夢見た。「一日も早く横綱や大関を育てて安心したい。それが一つ、大相撲に対する恩返し」。現役時代に数々の記録を樹立してきた大横綱が、次なる目標を見定めた。

 また、現役時代に何度も対戦した横綱・稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋に有望な弟子が多いことについても言及。今場所は宮城野部屋から天照鵬(21)が、二所ノ関部屋から大の里(23)と高橋(24)がそれぞれ新十両昇進を果たしており「今度は(戦う)土俵が違ってきます。誰が先に横綱や大関をつくるのか、親方としての戦いがあると思いますね」と弟子育成にかける思いを語った。

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