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新大関・豊昇龍が行司差し違えで6敗目 熱海富士と高安が1敗守り首位並走 剣翔だけ2敗キープ

2023年09月18日 17:59

相撲

新大関・豊昇龍が行司差し違えで6敗目 熱海富士と高安が1敗守り首位並走 剣翔だけ2敗キープ
<秋場所9日目>行司軍配は豊昇龍(手前)に上がったが、協議の結果、小手投げで琴ノ若の勝ち(撮影・田中 和也) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所9日目 ( 2023年9月18日    東京・両国国技館 )】 大相撲秋場所は18日、東京・両国国技館で9日目の取組を行い、東前頭7枚目の高安(33=田子ノ浦部屋)と、東前頭15枚目の熱海富士がともに勝利し1敗の首位を守った。また、結びの一番では行司差し違えで新大関の豊昇龍が敗れ6敗目となった。
 調子が上がらない今場所の豊昇龍。今場所初めての大関と関脇の一戦となった結びの一番でも“もろさ”が出た。豊昇龍が体勢有利で琴ノ若を土俵際まで追い込むも、最後は豊昇龍の脚が伸びきった形で倒れ込み、琴ノ若は粘りながらも土俵下に。伊之助は難しい表情を浮かべ迷いながらも豊昇龍に軍配を上げたが、即座に物言いがついた。協議の結果「豊昇龍の足が返っていた」と行司差し違えで琴ノ若が逆転の小手投げで勝利し5勝目。豊昇龍は3連敗で早くも6敗目となった。

 場所を引っ張る平幕の2力士。熱海富士は金峰山を寄り切りで破り8勝目。前日に通算700勝を挙げた高安は琴恵光を寄り切り1敗をキープした。

 1敗の2力士を追う2敗の4力士は、6連勝中だった若元春が、大栄翔の突きに屈し押し出しで敗れた。妙義龍も琴勝峰に上手投げで敗れ3敗目。豪ノ山は貴景勝に完敗。連敗中だったカド番大関は一気の突き倒しで6勝目を挙げた。剣翔は御嶽海を送り出しで破り、唯一2敗を守った。

 西前頭2枚目の朝乃山は玉鷲を寄り切りで退け4連敗の後に3連勝し5勝目。玉鷲は初日から9連敗となった。

 3敗力士は貴景勝、霧島、若元春、豪ノ山、北勝富士、阿武咲、遠藤、妙義龍の8人。

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