幕下3枚目の日翔志が勝ち越し!「とりあえずあと1番」念願の新十両昇進へ大きく前進

2023年09月18日 21:06

相撲

幕下3枚目の日翔志が勝ち越し!「とりあえずあと1番」念願の新十両昇進へ大きく前進
栃武蔵(左)を押し倒しで破る日翔志(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所9日目 ( 2023年9月18日    両国国技館 )】 西幕下3枚目の日翔志(26=追手風部屋)が元十両の栃武蔵(24=春日野部屋)を破って4勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。
 栃武蔵とは、日翔志が日大4年だった19年9月以来4年ぶりの対戦。全国学生体重別大会無差別級決勝で下し、自身初の全国タイトルを手にした時の相手だった。立ち合い左に動いて横から攻めて押し倒し。「(相手は)左上手を取ったら強いので取らせないように」と狙い通りの立ち合いがうまく決まった。

 勝ち越しが懸かる大事な一番だったが「やるしかないんで」と緊張せず思い切った立ち合いで大きな白星を手にした。新十両昇進へ前進。5勝すればかなり有力となるため「とりあえずあと1番頑張りたい」と意気込んだ。

 今場所6日目には十両の土俵に上がり、初めて大銀杏を結った。「15日間大銀杏結えたらいいなと思います」。大銀杏が、化粧まわしが、関取の座が近づいてきた。

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