京産大 3連覇へ日本一へ白星発進 松岡2トライ「一番目立つつもりでいたし、それが勝利につながると」

2023年09月18日 06:00

ラグビー

京産大 3連覇へ日本一へ白星発進 松岡2トライ「一番目立つつもりでいたし、それが勝利につながると」
<関大・京産大>前半27分、トライを決め雄叫びを上げる京産大・松岡(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節   京産大38―17関大 ( 2023年9月17日    東大阪市花園ラグビー場 )】 開幕し、昨季王者の京産大は38―17で関大に勝利した。序盤はリードされながらも、WTB松岡大河(4年=東福岡)の2トライなどで逆転に成功。同校初の3連覇、そして悲願の日本一に向けて白星発進した。昨季2位の天理大は59―41で摂南大に、昨季6位からの躍進を目指す立命大は35―7で同大を下した。
 得意のFW戦で圧倒できなくても、京産大が一丸となって開幕星を手にした。7点を追う前半27分、右へ展開されたボールを受けた松岡がトライ。同33分にCTB小野がインゴールに飛び込んで逆転すると、後半6分に再び松岡がトライを奪って関大を突き放した。

 「(試合で)一番目立つつもりでいたし、それが勝利につながると思っていた。しっかりとFWが前に出てくれて、自分のトライにつながった」

 そうチームメートに感謝した背番号14。緊張から前夜は眠れなかったが「獲る気だった」というプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ、白星発進に貢献した。

 大阪の茨田北中から東福岡高に進み、京産大へ。2年時に出場機会をつかむも、昨季は右太腿裏肉離れなど故障もあってメンバーに入れずスタンドで応援した。「ずっと悔しい思いをしていたし、絶対に同じ思いはしたくない」。昨季はWTBだったポルテレのNo・8転向もあって定位置を手にし、最終学年として迎えた開幕戦で存在感を示した。

 「全員で課題を解決し、もっといいチームになって関西1位、全国1位を目指したい」

 2季連続で大学選手権のベスト4で敗退している京産大。壁を破るため、よりチーム力を高めていく。(西海 康平)

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