【伊勢原巡業】豊昇龍が同期生の王鵬と三番稽古「教習所を思い出す」かつてのライバル「負けたくない」

2023年10月09日 17:02

相撲

【伊勢原巡業】豊昇龍が同期生の王鵬と三番稽古「教習所を思い出す」かつてのライバル「負けたくない」
王鵬(右)と三番稽古を行った豊昇龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が9日、神奈川・伊勢原市体育館で行われ、大関・豊昇龍(24=立浪部屋)が計12番の申し合い稽古を行った。
 幕内の申し合い終盤に土俵に入り、最初に王鵬(23=大嶽部屋)を指名。いきなり一気に押し倒されて土俵下まで転げ落ち、場内がどよめいた。そのまま王鵬と連続で計8番取って5勝3敗。続けて関脇・若元春(30=荒汐部屋)と1番、さらに地元・神奈川県出身の湘南乃海(24=高田川部屋)と3番取った。

 最初の相撲については、相撲を取るまでの準備運動が不十分だったこともあり「吹っ飛ばされましたね」と苦笑い。「途中から体が温まって動き良くなってきた」とその後は立ち合いの鋭さを取り戻し、一気に寄り切る相撲が目立った。

 同学年の王鵬とは高校時代から対戦があり、18年初場所初土俵の同期生でもある。「何より同期生だから負けたくない。教習所で相撲を取ったこととかを思い出す」と、かつてのライバルとの稽古を懐かしみ、初心に返った。

 新大関として臨んだ秋場所は8勝7敗。「2桁勝って優勝争いに入りたかった」と悔やみ「稽古が足りなかったと思う」と目標に届かなかった原因を分析した。「しっかり稽古して大勝ちできるように、情けない姿を見せないように頑張りたい」。大関2場所目となる九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)への意気込みを語り、ここから稽古のペースを上げていくことを誓った。

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