脳疲労になりやすい人、なりにくい人の特徴

2023年10月12日 09:00

脳疲労になりやすい人、なりにくい人の特徴
最近、休んでも疲労回復していない気がする。ボーっとする、ささいなことでイライラしやすい。もしかすると「脳の疲れ」が蓄積している可能性があります。 今回は、脳疲労を起こしやすい人、起こしにくい人の特徴について、「疲れが取れ […]

最近、休んでも疲労回復していない気がする。ボーっとする、ささいなことでイライラしやすい。もしかすると「脳の疲れ」が蓄積している可能性があります。

今回は、脳疲労を起こしやすい人、起こしにくい人の特徴について、「疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法」から一部紹介します。回答しているのは、同記事の監修をした⼈間性脳科学研究所所⻑で武蔵野学院⼤学・⼤学院教授の澤⼝俊之先生です。

脳疲労になりやすい人の特徴

現代人の多くが、脳疲労になりやすい状態である。では、具体的にはどういった人が脳疲労になりやすいのでしょうか。

「もっとも注意したいのは、ITやコンピュータ関係の仕事についている人です。適応している人は別ですが、IT関係者はとくに脳疲労が強い傾向にあります。現代は脳疲労になりやすい要素が多くあります」(澤⼝先生)

なんとなくテレビを見ながらスマホをチェックしている人も多いのでは。また、とくに目的もなくSNSやサイトでニュース記事をチェックしている人も。こうした『漠然と情報を受けとる』習慣も、脳疲労の要因につながるといいます。

「ぼーっとしている中でちらちら情報が流れていると、脳はとても疲れます。たとえば、ぼーっとしながらニュースサイトを漠然と見ているのもそうです」(澤⼝先生)

スマホやパソコン、SNS。生活に欠かせないものばかりです。

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脳疲労になりにくい人の特徴

ほとんどの人が脳疲労に陥っているのではと感じますが、むしろ脳疲労を起こしていない人はいるのでしょうか。

「います。脳疲労が起きやすい状況をコントロールして、睡眠をきちんと取れている人です。睡眠時間や起きるタイミングには個人差はありますが、基本は『よい睡眠がとれているかどうか』が大切です。よい睡眠というのは寝始めが重要で、しっかりと深い睡眠(ノンレム睡眠)に入らないといけない。睡眠脳波でいうともっとも深い眠りです。その後は徐々に浅くなり、起床していきます。寝始めに深い睡眠に落ちるためには、寝室の明かりを真っ暗にして寝たほうがよいです」(澤⼝先生)

昔は、真っ暗闇で寝るより、少し明かりをつけて寝たほうがよいという話もありましたが、とくに苦手意識がないのであれば、寝るときは間接照明なども消したほうがよさそうです。

※本記事はMELOSで公開された記事「疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法」を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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