レイカーズ八村VSサンズ渡辺 今季初の日本人対決実現!両者とも第1Qから途中出場、通算6度目の対戦

2023年10月27日 11:37

バスケット

レイカーズ八村VSサンズ渡辺 今季初の日本人対決実現!両者とも第1Qから途中出場、通算6度目の対戦
今季初の日本人対決となったレイカーズの八村塁(左)とサンズの渡辺雄太(AP) Photo By AP
 【NBA   レイカーズーサンズ ( 2023年10月26日    クリプト・ドットコム・アリーナ )】 NBAレイカーズは、現地時間26日(日本時間27日)に今季初の本拠地戦でサンズを迎えて対戦。レイカーズの八村塁(25)とサンズの渡辺雄太(29)のレギュラーシーズンでは通算6度目そして今季初の日本人対決が実現した。
 両チーム、今季2戦目となったこの試合。第1Qから日本人対決が実現した。先にコートに立ったのは八村だった。第1クオーター残り6分31秒から途中出場。残り6分12秒には、左エルボー付近からこの試合初シュートとなる3ポイント(P)シュートを決めた。

 その後、残り2分46秒から渡辺も出場して日本人選手たちが同じコートに立った。

 レイカーズの八村はオフシーズンにキャリア初のFAだったため、今後のNBAキャリアを優先して8月のW杯を欠場。そしてFA交渉解禁となった6月30日にレイカーズと3年5100万ドル(約73億4000万円)で再契約した。

 チームメートでNBA界の“KING”ことレブロン・ジェームズとトレーニングに励んで“師弟関係”となった。ジェームズは「塁とはずっと一緒にトレーニングしてきた。彼のポテンシャルはよく分かっていて、これは彼のためでもあり、チームのためでもある」と回顧。

 八村にとってもキャリアの中で大きな経験となった。「コート上のことだけじゃなくコート外のことも、例えば身体のケアやウエイトルームでのトレーニング、バスケについてのいろんな話を彼から学んだ」と話し、「シュートやボールハンドリングをたくさん練習したし、それは試合で僕のプレーを助けてくれると思う。レブロンのプレーもよく見たよ。ちょっとしたコツやポイント、フットワークをたくさん彼から学んだ」とジェームズからコート内外問わずに吸収した。

 昨季限りでネッツとの契約が切れてフリーエージェント(FA)となっていた渡辺。FA交渉解禁初日の6月30日にサンズと合意。サンズと契約した理由の1つとしてネッツでチームメートだったケビン・デュラントの存在が大きかった。「本当に彼とのプレイは楽しいんです。素晴らしいチームメートで、素晴らしい人であり、素晴らしいリーダー」と説明。デュラントも渡辺のサンズ加入に協力し、渡辺の活躍にも期待していると明かしている。

 サンズと契約後に渡辺は、今夏バスケットボール男子日本代表として、チームをけん引。48年ぶりとなる自力での五輪出場切符獲得に貢献した。

 今季開幕前のプレシーズンマッチでも両者は対戦している。渡辺は15分58秒で2本の3点シュートを含む12得点3リバウンド1アシストの活躍。八村は19分11秒出場で5本のシュート試打で1本のみしか決められず3得点に止まった。試合は123―100でサンズが勝利した。

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