日大アメフト部は今季7戦全て中止 入れ替え戦の扱いは理事会で検討へ 復帰への進展は現状なし

2023年10月27日 18:13

アメフト

日大アメフト部は今季7戦全て中止 入れ替え戦の扱いは理事会で検討へ 復帰への進展は現状なし
日大アメフト部の寮 Photo By スポニチ
 関東学生アメリカンフットボール連盟は27日、部員が違法薬物所持で逮捕されたことで「当面の間の出場資格停止」とした日大アメフト部への処分を解除せず、11月26日の慶大戦を中止にすると発表した。
 これで日大は今季のリーグ戦全7試合が中止に。日大が所属する関東大学リーグ1部上位「TOP8」の7、8位と1部下位「BIG8」の1、2位による入れ替え戦「チャレンジマッチ」の扱いは今後検討するという。

 チャレンジマッチは12月16日に東京・アミノバイタルフィールドで行われる予定。これまでのリーグ戦と同様に、試合日の約1カ月前に試合の開催可否が判断される見込み。同連盟によると、その前に理事会を開いて検討するという。

 日大が試合に出場するための条件として提示されていたのは、以下の4つの項目をクリアすること。(1)日大アメフト部側から、逮捕された部員以外の部関係者全員が違法薬物に潔白であると保証できない旨が示されたこと。(2)逮捕された部員以外の部の関係者に違法薬物を使用した者が存在している疑いが払拭できないこと。(3)再発防止策の提示ならびにその実施がなされていないこと。(4)部関係者(指導者、学生を含む)の責任の所在が明らかでないこと。

 出場資格停止処分が決まった8月10日から2カ月半。以降の進展について、同連盟は「(現状では)特段ありません」と説明した。

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