日大ラグビー部 薬物検査受け誓約書提出 アメフト部の違法薬物事件を受け潔白証明

2023年10月29日 04:45

ラグビー

日大ラグビー部 薬物検査受け誓約書提出 アメフト部の違法薬物事件を受け潔白証明
東海大戦後の会見に出席した日大の窪田監督 Photo By スポニチ
 関東大学ラグビーリーグ戦1部の日大が今季開幕前に部員全員が法令違反しない旨の誓約書を提出していたことが28日、分かった。同大アメリカンフットボール部員による違法薬物事件を受け、第2戦前には薬物検査を実施していたことも判明。この日は東海大と対戦し34―50で敗れ、1勝4敗となった。
 誓約書を提出し、薬物検査を受けたのは選手とコーチ、スタッフを含めた日大ラグビー部関係者約130人。検査結果は全員が陰性だったという。窪田幸一郎監督は東海大戦後の取材に応じ「(誓約書と検査は)事実。検査の結果は全く問題なかった」と認めた。

 同部では先月、昨年5月にあったいじめ問題が発覚したばかり。さらに日大を巡ってはアメフト部が部員の違法薬物事件による出場資格停止処分で今季リーグ戦全7試合が中止。これを受け、大学側はラグビー部全員に誓約書提出と検査結果の陰性を条件に今季リーグ戦の参加を許可していた。窪田監督は、ラグビー部内で薬物使用疑惑はないことを強調し「(大学側からの)調査で我々の潔白を証明するためだった。(法令順守も)きちんと注力している」と話した。

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