三浦佳生「ここで踏みとどまるわけにはいかない」巻き返し準Vも進撃誓う スケートカナダ

2023年10月29日 14:52

フィギュアスケート

三浦佳生「ここで踏みとどまるわけにはいかない」巻き返し準Vも進撃誓う スケートカナダ
GPシリーズ初優勝を果たした山本草太(中央)。左は準優勝の三浦佳生(AP) Photo By AP
 【フィギュアスケートGPシリーズ第2戦スケートカナダ最終日 ( 2023年10月28日    バンクーバー )】 男子フリーでは、昨季の世界ジュニア選手権王者でSP4位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)がフリートップの177・09点を出し、合計257・89点で準優勝を飾った。表彰式後の会見前には「何とか巻き返せて良かった。心臓もたないっす…」としみじみ振り返った。
 海外にもファンの多い人気アニメ「進撃の巨人」を演じ、転倒もありながら序盤のトーループ、サルコーの4回転を決め、後半の4回転―3回転の連続トーループでも加点を引き出した。「今日は全体通してまとめることできて凄くうれしい。2位の結果にも満足している。ファイナルにつながる試合。しっかりSPで4位から巻き返して表彰台に乗ることができてうれしい」と話した。

 昨年もスケートカナダは2位。「その時は上出来でうれしさでいっぱい」と振り返りつつ、1年が経ち「今回は順位の2位より内容。点数稼げなかったり、悔しさを感じての2位。この内容で2位は上出来で幸せですが、内容は去年から一歩レベルアップしないといけない。ここで踏みとどまるわけにはいかない」と反省も忘れなかった。

 次戦のフィンランド大会に向けて「1カ月前に同じ場所で滑っているので、氷の感触は知っている。それを生かして次戦で優勝を狙っていきたい。確実にファイナルにつなげていければ」と意気込んだ。

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